Kawakotomono

収蔵No. 001

スマホバッテリー診断 for Android

Android標準機能では見えない「バッテリーの最大容量」を、adb shell dumpsys batteryの生データから推定します。貼り付けたデータは外部に送信されず、この画面内だけで処理されます。

adb shell dumpsys battery

※ 貼り付けたデータはサーバーに送信されず、この画面内(ブラウザ)だけで計算されます。

左側にターミナル出力を貼り付けて
「診断する」を押すと、
ここに結果が表示されます。

adb shell dumpsys battery の取得方法

「adbって何?」という方でも迷わないよう、PCとスマホをつないでバッテリー情報を取得する手順をまとめました。ターミナル操作に慣れている方は手順4のコマンドだけで十分です。

手順を見る(adbのインストールから取得まで)

1. adb(Android Platform Tools)をインストール

OSコマンド
macOSbrew install android-platform-tools
Windows公式サイトからzipをダウンロードして展開し、そのフォルダ内で作業
Ubuntusudo apt install -y android-tools-adb android-tools-fastboot

インストール後はadb --versionで確認できます。Ubuntuのみ、初回は権限設定が必要な場合があります。

sudo apt install -y android-sdk-platform-tools-common
sudo usermod -aG plugdev $USER

実行後、ログアウト・ログインし直す(または再起動)。

2. スマホ側で開発者向けオプションを有効化

  1. 「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」を7回タップ(開発者向けオプションが有効化されます)
  2. 「設定」→「システム」→「開発者向けオプション」→「USBデバッグ」をON

3. PCとスマホを接続して認識を確認

  1. データ転送対応のUSBケーブルでPCと接続
  2. スマホ側に表示される「USBデバッグを許可しますか?」で「常に許可」→「OK」
  3. PCのターミナルでadb devicesを実行し、deviceと表示されればOK

うまく認識されない場合は、次を試してください。

adb kill-server
adb start-server
adb devices
  • unauthorizedと表示される → スマホの許可ポップアップを再確認(画面ロック解除が必須)
  • 何も表示されない/no permissions→ ケーブルを交換、またはUSBドライバ(Windows)や権限設定(Ubuntu、手順1参照)を再確認

4. バッテリー情報を取得

PCのターミナルで次のコマンドを実行し、表示された内容をすべてコピーして上のテキストエリアに貼り付けてください。

adb shell dumpsys battery

dumpsys battery の見方(早見表)

項目見方
level / scale残量% = level ÷ scale × 100
status2=充電中 / 3=放電中 / 5=満充電
health2=良好 / 3=過熱 / 4=劣化 / 5=過電圧 / 7=低温
temperature10で割ると℃(例:320 → 32.0℃)
voltagemV単位(4000前後が目安)

この診断ツールでは特にlevelhealthが重要です。

複数端末を扱う場合

adb devices                              # 端末ID一覧を確認
adb -s <端末ID> shell dumpsys battery    # 対象を指定して実行

より正確な推定には、スマホを満充電(level: 100)にした直後の値を貼り付けるのがおすすめです。