新入社員や営業マン必見!|安いビジネスシューズを低価格で長持ちさせる方法「アドカラー補修方法」

皆さんのビジネスシューズの価格帯はいくらでしょうか?一般的なビジネスシューズの価格帯は約1万円~3万円の間だと思います。ジョンロブやオールデン、クロケット&ジョーンズなどの高級靴は日々のメンテナンスを怠らなければかなり長持ちします。

長持ちする理由は、素材の品質によるもので、当然ですが合成皮革より天然皮革の方がしなやかで、傷もつきにくいことが言えると思います。この記事では、合成皮革や安い天然皮革でも長持ちさせる方法を解説しています。

”削れ”による老朽化が買い替えのタイミング

ビジネスシューズの買い替えのタイミングは、踵とつま先の削れが一番多いのではないでしょうか。安い靴は踵を変える為のリフトの積み上げが無く、踵がソールと一体化になっているものが多い為に、踵が削れてしまえば買い替えのタイミングになってしまいます。

踵とつま先の削れが圧倒的に多い

それでは、つま先の擦れや削れはどうでしょうか。安価な靴は専門の靴修理店に依頼する方が価格的に高くなってしましますので、修理をする方は少ないと思います。

つま先の擦れや削れを自分で補修することによって、安いメンテナンス費用で、靴を長く履くことが出来ます。つま先の擦れや削れの補修以外に引っかき傷等にも応用できますので、実践されてみてください。

アドカラーによる色の補修方法

シューメンテナンスメーカーのCOLUMBUSから、色補修用のクリームが販売されています。カラーバリエーションも多い為、ご自身の靴に合った色味を揃えることができます。アドカラーは少し粘度が高く、乾燥しやすい為に補修に適しています。

Columbusアドカラーチューブ
  • アドカラー:着色性が良く傷をカバーし、乾燥後は色落ちしにくくなります。また、絵の具の様に他の色と混ぜ合わせることによりお好みの色が作れます。
  • ご注意:①補修する革靴の色とアドカラーの色合いを必ず確認してからご使用ください。イメージしている色味とかけ離れている場合は、他の色のアドカラーと混ぜ合わせて、革靴のカラーに近くなるよう色調してからご使用ください。②本製品は起毛革、エナメルには使用できません。

ビジネスシューズのつま先補修方法_アッパー部分

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傷部分の状態を確認
ビジネスシューズのつま先削れ補修

つま先部分が擦れて白っぽくなって今ね。この状態ではとても恥ずかしいです。画像ではさほど傷んでいないように見えますが、実際は削れた部分の傷も深く、灰色の皮革の下地が見えています。

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アドカラーチューブ
コロンブスアドカラーチューブ

右:アドカラーチューブ 左:アドベース

通常の補修はアドカラーチューブのみを利用しますが、削れや傷が深い場合はアドベースで下地を作ってから補修していきます。

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傷を紙やすりで削り整える

紙やすりは#1,000(番手)程度を使用します。削る部分が広くならないように、小さい範囲で削っていきます。削れなど深い場合は、皮革の表面を均した後に、アドベースで下地を作ってから再度削ります。

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アドカラーで着色を行う

使い方は簡単です。布に少量摂りたたくように塗り広げていきます。この時、小さい傷であれば綿棒でもよいかもしれません。

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補修完了

アドカラーは皮革の素材に近い仕上がりを実現してくれます。傷の補修に黒のマジックなどを使う方もいると思いますが、皮革の質感とは違った仕上がりになってしまします。補修後は通常の靴磨きを行って完成です。COLUMBUSからシュークリームも販売されていますのでおすすめです。

まとめ

革靴がお好きな方には、あえて安価なウォーキング用のビジネスシューズをお持ちの方もいます。ビジネスで長距離を移動する場合、革底の紳士靴ではすぐに疲れてしましますし、劣化が進んでしまします。

今回ご紹介した補修方法は、革靴やビジネスシューズを使い捨てとは思わずに、長く愛用する方にはおすすめです。アドカラーによる補修は簡単にできますので、定期的なメンテナンスの一部に取り入れてもらえれば良いと思います。

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