革靴好きの悩みである経年変化。その中でも、革靴の中のライニングの劣化や敗れは避けて通れない問題ですね。
「もっと長く履きたいのに…」
そんな課題を解決する方法は「早めに修理に出す」こと以外ありません。普段丁寧に掃いていても、ライニングの擦れや敗れは起こるものです。
この記事では、私が大事にしている「クロケット&ジョーンズ(モールトン)」を参考に、修理に出した内容と、長く履くコツを紹介しています。

靴修理のチェーン店の修理ではなく、こだわりのある方専門です。
革靴はなぜ劣化するのか?
十分大切に履いていても、歩行時にライニングが擦れてしまい必ず劣化します。今回はカウンターライニングの穴あきを修理しましたが、プロ曰く「必ず破れる」とおっしゃっていました。
私もそうですが、「歩行の方法が悪いのか?」など考えてしましますが、決してそんなことはありません。良い靴を購入し、早め早めに修理を行うことが最高のユーザーではないでしょうか?
革靴の症状|カウンターライニングの破れ

新品で購入し、3年程度着用しています。大切に履いていますがどうしてもかかと部分は破れ毛きます。踵のカーブがしっかりある方は普通に履いていても穴が開くようです。
カウンターライニングの修理と同時に、右足小指あたりが接触しすり減っているとの指摘もありましたので、カンガルーの革での補修も同時に行いました。仕上がりが楽しみです。

お世話になった修理先|ハドソン靴店様
ハドソン靴店|Youtube
ハドソン靴店|Google Map
ハドソン靴店について
革靴にこだわりのある方が多く来店されるそうです。中にはword(document)3枚程度の仕様書を持参し説明される方もいらっしゃるそう。
お店は完全予約制で郵送での対応を行っているそうです。今回は初めての為来店しご説明をお聞きしましたが、非常に丁寧な説明を頂き品質と技術力の高さをうかがえました。
修理完成後

カウンターライニングに滑り側を施してもらいました。
縫い目もきれいで、純正と大差ありませんね。
滑り革は使用頻度に合わせてあめ色に変化します。

外側の修理後、縫い目も分かりません。どうやって修理をしているのでしょうね?
これであれば何回でも修理できそうです。(お店の方も何回でも出来るとおっしゃっていました。)
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