天然成分で出来たアイテムで革のお手入れをしてみませんか?革製品をお手入れすると、長く使うことができ、経年変化を楽しむことが出来ます。お手入れ道具(皮革用クリームやクリーナー)にはケミカルを含むものが多く、少し抵抗がある方もいらっしゃいます。
革製品には植物性タンニンで鞣された天然のものも多く、ボタニカル、オーガニックへの意識が高い方が利用されるのではないでしょうか。環境に配慮した製品は、安心で安全。子供が触れても害の少ない製品が多くありますので、参考にされてみてください。
天然成分とは?オーガニック、ボタニカルの違い
天然成分って何だろう?
天然成分とは、自然界に存在する成分のことを指します。これらの成分は、植物、動物、鉱物などから得られます。
一方、天然由来成分とは、天然の原料を使用し化学処理で精製した成分のことを指します。これらの成分は、天然成分を化学処理することにより、安定性や安全性が向上することがあります。天然成分と天然由来成分は異なるものであり、その違いは「化学処理されているかいないか」にあります。
オーガニックとボタニカルはどう違うの?
オーガニックもボタニカルも広義の意味で天然成分ですが、植物の栽培方法には有機栽培や薬品(化学物質)、化学肥料を利用したものも含まれます。オーガニックは有機栽培を意味していますので、化学物質や化学肥料を利用しない方法で栽培した植物をさします。
一方ボタニカルは有機栽培と薬品、化学物質を利用した植物を意味しますので、天然成分と同じ意味になります。
天然成分(ボタニカル)で出来た製品のメリット
天然成分のうち、オーガニック製品を利用することで環境への配慮が出来ることが一番のメリットと言えます。植物由来の製品は香りが良く、肌に優しいものが多いです。
革製品をお手入れしてみよう
革製品は鞣しの段階で油脂(油分)を多く含ませて加工してあります。使用により油分は少しずつ抜けていきますので、定期的な油分の補給が必要になります。油分の補給を怠ると革自体が乾燥しひび割れの原因にもなりますので、定期的なお手入れが必要です。
お手入れの実例紹介
基本的なお手入れ方法は変わりませんが、革の性質に合った方法を選ぶことが大切です。例えば革靴であれば輝かせたい、ソファーであれば輝かせたくない、など好みによって様々です。
まとめ
環境に配慮した製品を選ぶことがステータスになる風潮があるようです。化学合成されたケミカル品は使い勝手が良く、効果が出やすい性質もありますので、良いところを使い分けながら革製品のお手入れを楽しんでみてください。
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