コストパフォーマンスの高い革靴として有名な「ジャランスリウァヤ」が、少し珍しい別注シューズを発売。レディースの革靴は数が少ない為、ブランド選びが難しいと思いますので、色味、デザイン共におすすめの一足です。ジャランスリウァヤはレディースのラインナップもあり、しかも革のカラーバリエーションも豊富です。この記事では、ジャランスリウァヤ品質や経年変化について詳しく解説しています。
Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)の歴史
ジャランスリウァヤは、インドネシアに拠点を置く革靴ブランドです。このブランドは、日本でも大手セレクトショップで取り扱われるなど、高い評価を受けています。その理由として、デザインをさることながら、や品質が価格以上であり、高いコストパフォーマンスのブランドと知られています。
軍需産業から発展
ジャランスリウァヤの製造工場である「フォルトゥナ社」は、1919年に創業しました。当時のインドネシアはオランダの植民地であり、外国人軍人向けのミリタリーブーツを製造していました。1950年にインドネシア共和国が誕生すると、子供用靴など様々な靴の生産が始まりました。
民生靴へ本格的にシフト
1970年代に入ると、「フォルトゥナ社」が手掛けたサンダルがインドネシア国内で大ヒットし、デッキシューズやドライビングシューズなども手掛けるようになり、本格的なグローバル展開が始まりました。これが後の「ジャランスリウァヤ」ブランドの基礎となります。「ジャランスリウァヤ」は、「ハンドソーンウェルテッド製法」と呼ばれる、手作業でしか実現できない非常に手間のかかる製法を得意としています。さらに、革靴に使用されている素材も他の高級ブランドと同じです。
経年変化(エイジング)の記録
新品購入時
2年目
サイズ感と履き心地の評価
アッパー部分の革は上質な革を使っています。厚手で柔らかい特徴を持っていてとても履き心地が良いです。一方ソール部分の品質はあまりよくない印象です。個人的にはソールについては交換が可能ですので、つま先や踵が削れた場合オールソール交換を行って使用することをおすすめします。
2年間着用した感想
価格帯は35,000円~40,000円
女性の方はヒールが付いたパンプスを履きますので、「足の休息、足安め」にタッセルローファーは重宝します。アッパーは価格帯の基準に沿った品質であると感じますが、ソールの材質が少し安価なものを使っている印象です。更に、インソールは履き心地にこだわり、カウンターライニングも耐久性があります。
Art:98930
Last:1428
Color/Material:Gray Calf
コメント