鞣し方と加工で変わる革の種類「サドルレザー・ベジタブルタンニン鞣しって何?」

世界のタンナー 革小物のススメ

皮革製品は加工方法の違いによって、様々な種類の革に加工されます。

種類の多さが魅力の一つではありますが、その種類の多さから「どういった革なのかわからない。」、「どれを買っていいのかわからない。」など疑問が湧くと思います。

ここでは、鞣し(なめし)とサドルレザーについて解説します。

鞣し(なめし)

鞣し(なめし)とは、皮から革へ加工する技術のことで、動物の皮を腐敗しないように加工することを主な目的としています。

鞣す際に利用する材料(天然の素材や薬品、化合物)によって加工方法は変わりますが、現在は タンニンクロム 鞣しの2種類が主流の様です。

タンニン鞣しをベジタブルタンニン、植物性のタンニンと一般的に呼んでいます。

💡 鞣しの主流

・タンニン ➡ 植物の渋
・ク ロ ム ➡ 化合物(Cr)

▼参考リンク(製造工程が詳しく解説されています):(財)日本タンナーズ協会

サドルレザーって何?ヌメ革とどう違うの?

サドルレザーとは植物性タンニンで鞣された厚くて硬い 牛革 のことを言います。

馬具に使われていた革であることから、サドルレザー と呼ばれるようになったようです。

植物性のタンニン(ベジタブルタンニン)で鞣した後にオイルを染み込ませて、硬く強度のある革に仕上がっています。

実用品に使われることが多く、使い込むことで経年変化が起き茶褐色の深みのある風合いに変化します。

一方、ヌメ革 はサドルレザーのようにオイルを染み込ませることはなく、鞣したまま素地の状態の革を指します。

💡 革の種類

・サドルレザー ➡ 鞣した後にオイルで染める
・ヌ メ 革 ➡ 鞣したままの素地

まとめ

鞣し方で”革”の種類が変わる不思議な世界ですが、反面、魅力的な素材ですね。

合成素材より天然の革素材の方が製品として長持ちしますので、レザークラフトや製靴など素材として多く利用されます。

素材の特性を理解することで品質の確認が出来るようになりますので
皮革愛好家には必要な知識となります。

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