革靴が硬い、乾燥して輝きがない、ヒビが入ってしまったなどお困りではないですか?幅広い革製品に利用できるレザーオイルを利用すれば、様々な問題を解決することが出来ます。私は、タピール社製のレーダーオイルを日常のメンテナンスに利用していますので、革が硬い、乾燥して日々が入ってしまったなどの問題はありません。
この記事では、タピール社のレーダーオイルを利用した革靴のお手入れ方法を紹介しています。この記事を読むことで、革靴のお手入れ方法が分かると同時に、タピールレーダーオイルの万能である理由が分かります。レザーアイテムや木工製品などに幅広く利用できる万能オイルですので、日々のお手入れに重宝することは間違いありません。
▸ ドイツ生まれタピールについて
▸ 革靴を柔らかくする方法
▸ お手入れ、靴磨きの方法
▸ タピールレーダーオイルの使い方
タピール レーダーオイル / TAPIR/LEDEROIL
- ドイツのタピール社について
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TAPIR(タピール)はドイツのメーカーで1983年創業の天然素材のみを使用した皮革製品向けの高品質なケア商品を企画製造しています。
レーダーオイルの原材料は、ひまし油、なたね油、バルサムテレピンオイル、オレンジオイル、酢を利用しており、皮革製品の汚れ落としから油分の補充とケアを同時に行うことができます。
有機溶剤を使用していない為、環境にやさしく、直接触れても問題がありません。また、柑橘系のオイルを配合しているため非常に良い香りがし、直接肌に触れるもの、例えば、レザージャケット、車載用のレザーシート、バックなどのケアに重宝すると思います。
タピールレーダーオイル
▲200ml入りで一本あれば様々な革製品に利用できます。天然成分のため使いすぎても革にダメージはありません。出かける前など少しの手間で革は長持ちしますよ。日々のケア目的で玄関に保管しておくと便利です。
ポリッシングブラシ
クリーニングクロス
▲綿100%のウエス(インナーシャツ)でも代用可能ですが、専用の物は使用感が良いです。
レーダーオイルは汚れ落としと保革が出来て万能
有機溶剤や動物性油を使用していないことから、とにかく香りが良く、天然成分を配合していますので安心して利用できます。
油分の補油、保革だけでなく、汚れや古いクリームなどのクリーナーとしても利用でき、革靴だけではなく様々な皮革製品に利用可能です。
▸ 天然成分で環境と体に良い
▸ 硬い革が柔らかくなる
▸ 「汚れ落とし」と「保革」が出来て万能
▸ 柑橘系の良い香りがする
レーダーオイルを使う事が出来る革製品
利用用途としては革製品に幅広く使用することが出来ます。革製品以外には木製製品の艶だし、人工皮革のオイルアップにも利用できます。
特にオイルレザー(牛革)や少し厚めの革は油分を吸収しやすいため使用感も良くおすすめです。対して、薄めの革の場合少しベタツキが気になるため使用量に注意する必要があります。
タピールレーダーオイルを使った革靴のお手入れ方法
少しくたびれた革靴を実験台にして靴磨きしていきます。
普段は乳化性クリームのみを利用しケアしていますが、2か月程度ケアしていない為、乾燥も進み履きじわが深くなっている状態です。
かんたん3ステップのお手入れ
オイルを塗布する前に丁寧に靴の埃落としをしておきましょう。
靴用ブラシでブラッシングをした後に、固く絞った濡れた布で軽く汚れを落とします。埃を落とすためのブラシの 馬毛ブラシ を利用します。
ブラシには豚毛ブラシ、山羊毛ブラシがありますが埃落としには向いていません。
クリーニングクロスに少量(2滴程度)のレーダーオイルを塗布します。
目立たない部分、踵などからオイルの入り具合を見ながら、古いクリームや汚れをふき取るように磨いていきます。油で油を溶かす原理と一緒でテレピンオイルの効果で古いクリームをふき取ります。(油絵の具の洗浄方法と同じですね!)
仕上げのブラッシングには豚毛のブラシを使用します。毛先にコシがありますので全体になじませるようにブラッシングを行ってください。
仕上げとオイルを全体に塗った状態
全体に塗り広げて革が”しっとり、しなやか”してきたら完成です。
この通りしっかり艶が戻りました!オイルメンテナンスの後に豚毛ブラシでブラッシングや 乳化性クリーム や ワックス を使って好みに仕上げていきます。
お手入れの注意点とコツをご紹介
アッパー部分のケアのほかに、ライニング(中の革部分)やコバ(ソールとアッパーの間)もケアしていきます。
塗りすぎは革の色見が変わりますが時間が経てば馴染んできます。磨き方は少量少しずつが基本で、革が”しっとり”するまで磨くと効果的です。
▸ 目立たないところから少しづつ
▸ ライニング、コバにも使える
▸ 少量、少しずつ使う
▸ しっとりするまで、確認しながら使用する
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